気管支喘息は治しやすい

 

 子供のとき、あるいは大人になってから、ゼイゼイピーピーが起こり、呼吸が苦しくなる発作がくる。気管支喘息の発作です。気管支喘息発作は、遊んで家に戻ってゆったりしたとき、あるいは布団に入って寝て十分暖まったときに起こります。つまり、リラックス(副交感神経優位)のときに起こっているのです。実際、日常病院で発作を止めるために使用している薬も、交感神経刺激薬(テオフィリンなど)です。

 

 このような理解があると、わざわざからだに負担になる薬を使わなくても発作を止めることができます。冬であれば窓をあけてからだに冷たい外気を当てると止まります。夏であれば、裸になって冷たいシャワーを浴びると止まります。

 

 このようにして発作を止めたら、次に日常的にからだを鍛えて過剰リンパ球体質を治す必要があります。子供であれば甘い炭酸飲料はとらず、日光の下でよく遊ぶこと。大人であれば、食べすぎに注意し、散歩や体操をしてからだを鍛えることが有効なのです。大人の場合、食べすぎのもとになっているのは、働きすぎや精神的ストレスであることが多いので、生活パターンを改善する必要があります。

 

 気管支喘息の治療は、薬物を使うとなかなか治癒がみえてこないし、逆に悪化することが多いのです。薬に頼る治療をすすめる医師が増えているので危険です。「自分のからだは自分で守る」という姿勢が、この病気ではとくに求められます。