2014-05-16から1日間の記事一覧

急性骨髄性白血病を通院で治す

急性骨髄性白血病は、非常に進行の速いがんだが、最近は化学療法が奏功し、寛解率(血液や骨髄にがん細胞がなくなること)や治癒率もかなり高くなった。しかし、高齢者などでは、強力な化学療法が実施できないケースも少なくない。 六十四歳の男性Bさんは、…

胃癌に対しては低用量化学療法が有効

一般に、抗がん剤治療は強い副作用を伴うので、「がんをやっつける前に体がだめになってしまう」「延命してもクオリティー・オブ・ライフ(QOL=生活の質)が保てない」などの批判もある。佐治教授は、激しい嘔吐などを起こすことで知られるシスプラチン…

大腸がんの再発を防ぐシメチジン:転移に関係する「接着因子」発現を阻止

●安価な薬でがんを防ぐ 消化性潰瘍の治療薬としてポピュラーなフンメチジン」が、大腸がんの再発防止に大いに役立つという。藤田保健衛生大学(名古屋市)外科の松本教授らは実際の臨床でこの薬を使い、好成績を上げている。まず症例から紹介しようI。 会社…

樹状細胞療法

がん抗原特異的免疫療法のひとつで、「樹状細胞療法」と呼ばれる方法もある。がん細胞をやっつけるキラーTリンパ球が体内で増えるためには、「これががん抗原だ」と情報を出してくれる抗原提示細胞が必要だ。 その抗原提示細胞のひとつに「樹状細胞」と呼ば…

がん細胞を殺すリンパ球の大量増殖

●特異的免疫療法 がん細胞に現れる特異な分子を免疫のターデッドにしようというのが「がん抗原特異的免疫療法」だ。いま、がんの最も新しい治療法として世界各国で研究が進められている。 一九八七年から米国国立癌研究所で、がんの免疫研究に取り組んできた…

血液がン、腎臓がん、メラノーマ、前立腺がん:他人の骨髄・末梢血細胞移植の意外な「完治力」

夫が腎臓がんにかかり、現在、抗がん剤の治療を受けています。すでに末期に近いといわれていますが、夫自身は「一%の可能性があるなら、新しい治療を受けたい」と言っております。いま、どんな新療法が有望なのでしょうか。 (東京都・主婦・54歳) ●ミニ移…

「子宮奇形」:子宮形成術で妊娠率アップ

B子さんは月経の周期も量も正常だったが、結婚後三年間、子供ができなかった。筑波大学附属病院産婦人科の不妊外来で診察を受け、子宮卵管造影検査で子宮奇形が見つかった。ほかに不妊原因が見当たらないため、担当の西田正人助教授は子宮形成術を勧めた。 …

年間十万人が大腿骨骨折

骨粗霧症が進むと、骨折が心配になる。寝たきりの原因になる大腿骨頸部骨折は年間十万人に起こっているという。東京都老人総合研究所(板橋区)疫学部門の鈴木副所長は、 「加齢に伴う骨量の減少は、だれにでも起こる老化現象で、治療で進行を遅らせることは…

骨粗しょう症:50歳からの骨量アップ

●入院ドックで個人指導 東京都内の主婦A子さん(65)は十年前の五十五歳のとき、背中の痛みを訴えて近くの病院で診察を受けた。検査の結果、骨密度が低く、骨粗鬆症と診断された。 その後、五年間、処方されたカルシウムとビタミンDを飲み続けたが、背中の…

月経に伴う頭痛対策

会社員のA子さん(25)は月経が始まる二日ほど前から下腹部痛や全身のむくみ、頭痛などの症状が出て、月経三日目ぐらいまで続いた。とくに朝起きたときの頭痛がひどく、頭に大きな石がのっているような感じに。最も症状の強い月経の二日目前後には会社を休…

子宮内膜症:内分泌撹乱物質の研究

子宮内膜症は年々増加しているといわれる。厚生労働省の子宮内膜症研究班が一九九七年十月に七百八十七施設を対象に調査した結果、この病気で治療を受けている患者は全国で約十三万人と推定された。 とくに二十代後半から三十代の患者が突出。この年代の女性…

子宮内膜症:子供が欲しい人には腹腔鏡検査が好適

結婚五年になるのに子供ができません。産婦人科で「子宮内膜症の疑いも」と言われ、腹腔鏡検査を勧められました。この検査をするときは、おなかを少し切るのだそうですが、そこまでしなければいけないのでしょうか。 (埼玉県・主婦・31歳) ●電気メスで病変…